講話者：群馬県倫理法人会 青年委員長 阿部 正志 氏
テーマ：「実践が生んだ希望の光」
4/12(水)に開催された経営者モーニングセミナーでは、有限会社阿部石材工業所 代表取締役 阿部 正志氏にご登壇頂きました！
風格と落ち着きのある語り口調から、周りから実年齢より年上に見られるという阿部氏。そんな同氏は10代の頃から非行やヤンチャに明け暮れていたという意外な過去を持っています。
その後、不良少年期を経て21歳で家業である有限会社阿部石材工業所に入社しました。
家業を継いで間もなく、お父様と意見の食い違いにより関係が悪化。その後経営難に陥り、立て続けに困難が続いたことで今の境遇を恨むような時期もあったと言います。
しかし、そこでなんとか奮起して事業を立て直し、37歳の時に倫理法人会に出会いました。
先輩方の助言を受け、純粋倫理「ハイの実践」や「100日実践」などを素直に取り組み始めました。すると、家族との関係が改善し、従業員から大きな信頼を得られるようになり、リピーターやお客様からのご紹介が徐々に増え始めてきたと言います。
また、お父様と険悪な関係が永く続いていましたが、一昨年の暮れに阿部氏が体調を崩したときにお父様から、「いつも遅くまで頑張ってくれてありがとう」と言われ、病院へ向かう車内で一人号泣したという感動的なエピソードもお話しいただきました。その頃から徐々に二人の関係が修復してきたと言います。
倫理の実践は誰のためにやっているのかと考えたときに、すべては自分のためにやっており、純情（すなお）な心であらゆる物事と接することが大切だと話されました。
阿部氏の素敵な講和に涙する参加者も多くいる中、その後のシェア会では、
「両親との関係に悩んでいる人がこんなにも多くいるのかと改めて気付かされた」
「どん底を経験している人間は、やはり何事においてもぶれない心を持っている」
などの意見があがりました。
今回の講演も多くの参加者にとってたくさんの学びや気づきがあったと思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました♪
■太田市倫理法人会のモーニングセミナーでは、毎週水曜日の朝６時から太田市のグランドホテルで開催され、様々な分野の講師のお話を通じて経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げています。
■事前予約は無く参加費は無料ですので、興味がある方は是非お気軽にご参加ください♪
詳しくは、今月の活動スケジュールをご覧ください。
