7/12(水)に開催された経営者モーニングセミナーは、太田市倫理法人会の会員3人による会員スピーチでした!
毎回好評な、会員3名による1人15分間の会員スピーチですが、今回も3社3様で素晴らしい内容でした。
お1人目の小森氏は、結婚して娘さんが生まれるものの、高校生になった娘さんとの関係が上手くいっていなかったそう。
目に見えるものしか信じておらず、起こった事実で物事を判断していたとのこと。
倫理法人会入会後、「信成万事」の言葉にハッと気づかされたそうです。
「信ずるという事は、事実そうであるから、それと信ずるのではない。そうであることは信ずるも何もない、もうすでにそうである。ほんとうに信ずれば、そうなるのであり、必ず信じたとおりにさせるのである。」
そこから、信じることで万事は上手くいくと気付き、自分の可能性を信じ、そして今まで親目線で決め付けていた娘さんの能力を信じるように。すると、娘さんとの関係はいつのまにか解消していたそうです。
信ずれば成りをまさに体現したスピーチでした。
2人目の仁藤氏ですが、もともとバイクショップで働いていたものの、ひょんなことから日本の歴史について知るようになります。
それから、日本人の偉大さや国民性に感銘を受け、自分になにかできないかと思い、政治に興味を持ち始めました。
それから政治家を目指すことになった仁藤氏は、途中気持ちが折れそうになるも万人幸福の栞の「運命自招」に勇気づけられます。
「運命を切り開くは己である。境遇をつくるもまた自分である。己が一切である。努力がすべてである。やれば出来る。」
この一文に奮起した同氏は、見事28歳で市議会議員選挙に初当選を果たします。
これからの日本を背負って立つ、若きリーダーの素晴らしいスピーチは参加者の心を揺さぶるような内容でした。
最後にスピーチを行った新保氏は、「子女名優」を引用してお話されました。
高校生である息子さんがなかなか口をきいてくれず、その悩みをある法人アドバイザーに相談をしたところ、「墓参りに行きなさい」と命じられます。
「子供との関係改善のためになぜお墓参り?」と思ったものの、雨が降りしきる中その日にすぐ実践をしたそうです。
また別の日には、息子さんが新保氏に取っている態度は、新保氏自身が亡くなられたお父様に取っていた態度と同じだったと気付きます。
万人幸福の栞の「子女名優」で書かれてある通りの現象が目の前で起きていることにハッとしました。
同氏がお父様に「こんな父親にはなりたくない」、「なんでこんな父親のもとに生まれてきたんだろう」と蔑むような態度は、自身の息子からそのまんま受けていたのです。
親に対する考え方が変れば子供の態度が変わると思った同氏は、そこから少しずつ両親への考えを改めていったそうです。
両親、子供、奥様との関係が今後どう変化していくかが非常に楽しみです。
3人とも、「自身に起こった苦難を純粋倫理の教えを使ってどのように解決したか」を話しており、とても学びになる会員スピーチでした。
次は15分ではなく、40分の講話を聞いてみたくなる、そんなお三方のお話でした。
今回の講演も多くの参加者にとってたくさんの学びや気づきがあったと思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました♪
■太田市倫理法人会のモーニングセミナーでは、毎週水曜日の朝6時から太田市のグランドホテルで開催され、様々な分野の講師のお話を通じて経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げています。
■事前予約は無く参加費は無料ですので、興味がある方は是非お気軽にご参加ください♪
詳しくは、今月の活動スケジュールをご覧ください。