7/5(水)に開催された経営者モーニングセミナーは、
講話者：群馬県倫理法人会 研修委員長 塩田 忠則 氏
テーマ：挑戦と挫折の先にあるもの～尊己及人～ でした！
塩田氏は、日本プロスピーカー協会認定のベーシックプロスピーカーを務めるほどお話が上手な方であり、講話の構成、話し方、間の取り方など学ぶべきところが非常に多かったです。
そんな同氏は、倫理法人会で学び始めて16年が経つ非常に倫理歴が長い方でもあります。
ご両親が創業したクリーニング屋を手伝い始めますが、非常に過酷な仕事でお父様との関係が上手くいってなかったのもあり、「こんな会社辞めたい」と思っていたそうです。
そんな矢先に、2009年の6月に工場火災により会社倒産の危機に陥ってしまいます。老朽化した機械から突然発火したのが原因とのことでした。
失意の底に沈み会社を畳もうかと思っていた時に、倫理法人会の仲間たちが駆け付けて、火災の後の後片付けを手伝ってくれたそうです。倫友たちに助けられたことでもう一度奮起しようと考えることができたそうです。
尾内会長による会長スピーチ
成塚青年委員による会員スピーチ
福田会員 入会一言純粋倫理を学んでいく中である時、宮坂法人アドバイザーから倫理指導を受け、「塩田さんはどうなりたいか？」と聞かれたときに何も言えなかったそうです。
家業をがむしゃらに手伝う中で、自分の人生についてきちんと考えたことがほとんどなく、その一言がきっかけで「自分の人生ではなく、今まで父の舞台で生きていたんだ」と気付けたそうです。
それから自問自答を続けていく中で、
自分の人生は「大切な家族の笑顔」を守るためにあるんだということを強く想い始め、
尊己及人の「最も己を大切にすることは、自己の個性を、出来るだけのばして、世のため人のために働かすことである。」
という一文によって、セルフコントロールで自身の長所や価値観を見つめ直すきっかけとなったと話されました。
塩田氏の感動的かつ入念に構成された講話に涙する参加者も多くいる中、その後のシェア会では、
「布団だけでは無く、人の心まで洗うプロとは恐れ入った」
「同じ2代目の経営者として、後継者ならではの共通の悩みがあり、大変参考になった」
などの意見があがりました。
今回の講演も多くの参加者にとってたくさんの学びや気づきがあったと思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました♪
■太田市倫理法人会のモーニングセミナーでは、毎週水曜日の朝６時から太田市のグランドホテルで開催され、様々な分野の講師のお話を通じて経営者の自己革新をはかり、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げています。
■事前予約は無く参加費は無料ですので、興味がある方は是非お気軽にご参加ください♪
詳しくは、今月の活動スケジュールをご覧ください。
